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WordPressをバックアップから復元!おすすめの方法も紹介

こんにちは、T部長です!

WordPressをカスタマイズ中にエラーが発生したり、元の状態に戻したいと思ったことはありませんか?そんな場合に備えて、この記事ではWordPressの復元方法と手順を分かりやすく説明します。

この記事は以下のような方におすすめです!

  1. WordPressで問題が発生したときに、スムーズに復元できる方法を知りたい方。
  2. 専門的な知識がなくても、復元が可能な手順を探している方。
  3. 予期せぬトラブルに備えて、WordPressの復元手順を把握したい方。

WordPressの復元作業は、FTPソフトを使ったファイルのアップロードやデータベースの復元といった初心者には難しい作業が伴います。さらに、バックアップをとっていない初心者の方も多いかと思います。

しかし、ご安心ください。この記事では、プラグインを使わずに、エックスサーバーの機能を利用して簡単に復元する方法も紹介します。この方法を覚えておけば、万が一のトラブルにも冷静に対処できるでしょう。

では、早速手順を見ていきましょう!

WordPressの復元が必要なシーンは、主に以下の3つが考えられます。

  1. アップデートに失敗して画面が真っ白になった場合: WordPressのアップデート中に何らかの問題が発生し、サイトが正常に表示されなくなることがあります。この場合、復元が必要です。
  2. カスタマイズをして正しく動作しなくなった場合: カスタマイズやプラグインの追加によって、サイトが予期せぬ不具合を起こすことがあります。サイトの正常な動作を回復させるためには復元が不可欠です。
  3. ハッキング(トラッキング)被害にあった場合: サイトがハッキングの被害に遭ったり、不正なアクセスを受けた場合、セキュリティの修復やデータの復元が必要です。

これらのシーンで、放置しておくとサイトは更新できなくなるだけでなく、アクセスが激減する可能性もあるため、早急な対処が求められます。

WordPressの復元には、基本的には2つの要素が必要です。

  1. データベース: WordPressの記事内容やユーザー情報などが保存されているファイルです。サイトのコンテンツや設定を復元するために重要な要素です。
  2. ソースコード: WordPressを動かすためのファイルで、テーマやプラグイン、コアファイルなどが含まれます。サイトの外観や機能を復元するのに必要です。

アップデートに失敗した場合は、通常、ソースコードの復元だけで問題が解決することが多いです。しかし、サイトが改ざんされたりセキュリティの問題が発生した場合には、データベースの復元も不可欠です。データベースとソースコードの両方を適切に復元することで、サイトを元の状態に戻すことができます。

WordPressの復元方法には、以下の2つのアプローチがあります。

  1. レンタルサーバーの機能を利用する場合: レンタルサーバー会社が提供する復元機能を使用します。この方法は、ボタン操作だけで復元でき、特に初心者にとって利用しやすいです。また、バックアップデータはサーバー会社が確認しているため、安心して利用できます。ただし、サーバー会社によっては復元機能が提供されていない場合や、バックアップの保存に制限がある場合があるため、注意が必要です。
    • レンタルサーバーの機能利用がおすすめな人:
      • WordPressのバックアップを取得していない
      • 簡単な方法でサイトを元に戻したい
  2. プラグインのバックアップデータを利用する場合: WordPressのプラグインを使用してバックアップデータを作成し、それを使用して復元します。この方法は、バックアップデータを細かく設定でき、精度の高い復元が可能です。ただし、あらかじめプラグインを導入し設定しておかなければならないため、準備が必要です。
    • プラグインの利用がおすすめな人:
      • WordPressのバックアップがあり、精度の高い復元が必要
      • 復元するデータやファイルをカスタマイズしたい

この2つの方法を使い分けることで、WordPressの復元を効果的に行うことができます。まずはファイルの復元を試し、それでも問題が解消しない場合はデータベースの復元を行う手順を追うことが一般的です。 WordPressのアップデートに関連するトラブルについては、別の記事でも詳しく説明されていますので、アップデートに失敗した際にも参考になるでしょう。

エックスサーバーを利用したWordPressの復元手順を詳しく説明します。以下がステップごとの手順です。

1. WordPress本体の復元 WordPress本体の復元は以下の手順で行います。

ステップ1: サーバーパネルにログインします。エックスサーバーの公式ウェブサイトからサーバーパネルにログインします。

ステップ2: バックアップセクションにアクセスします。アカウントのカテゴリ内にある「バックアップ」をクリックします。

ステップ3: 復元内容を設定します。復元するバックアップデータについて、以下の項目を設定します。

  • 処理種別:自動バックアップデータから復元
  • 対象バックアップ日:復元するバックアップデータの日付
  • 復元方法:対象を指定して復元

また、「対象ドメイン・ディレクトリ」の項目で、復元対象のドメインにチェックを付けます。必ず「Web領域」がチェックされていることを確認してください。

ステップ4: 注意事項に同意して復元を開始します。注意事項を確認し、「上記の注意事項を理解した上で処理を行います。」にチェックを入れ、「復元を開始(確認)」をクリックします。

ステップ5: 復元が開始され、復元の進行状況を確認できます。画像が多いサイトの場合、復元に時間がかかることがあります。復元が完了するのを待ちましょう。

ステップ6: 復元の状況は、「自動バックアップデータの取得・復元履歴」のタブで確認できます。状況が「正常終了」となっていれば、バックアップの復元が完了したことを示します。

ステップ7: 最後に、サイトにアクセスして正常に表示されるか、データが復元されたかを確認しましょう。

2. データベースの復元 WordPress本体の復元が問題を解決しない場合や、記事を元の状態に戻したい場合は、データベースの復元を行います。

ステップ1: 同様にサーバーパネルにログインします。

ステップ2: データベースのカテゴリ内にある「MySQL復元」をクリックします。

ステップ3: 復元したいデータベースの右側にある日付を選択し、「復元」をクリックします。

ステップ4: 確認画面が表示されますので、復元するデータベースと日付に間違いがないことを確認し、「復元する」をクリックします。

ステップ5: 復元の状況は、「自動バックアップ復元履歴」のタブで確認できます。状況が「正常終了」となっていれば、バックアップの復元が完了したことを示します。

ステップ6: 最後に、サイトにアクセスして正常に表示されるか、データが復元されたかを確認します。

データベースがわからない場合: データベースを特定できない場合は、「WordPress簡単インストール」機能から確認できます。ドメインを選択した後、表示される画面から復元したいサイトの「MySQLデータベース名」を確認しましょう。

以上がエックスサーバーを使用してWordPressを復元する手順です。

WordPressのバックアップデータを利用した復元方法を、詳しく説明します。以下がステップごとの手順です。

1. WordPress本体の復元 バックアップデータを使用してWordPress本体を復元する手順です。

ステップ1: まず、サーバー上にあるバックアップデータをダウンロードします。WordPress設置ディレクトリまで移動し、「wp-content/uploads/backwpup-****-backups」のフォルダ内から、最後が「.zip」または「tar.gz」というファイルを探してダウンロードします。

ステップ2: ダウンロードしたファイルを解凍します。まず、tar.gz内のファイルを解凍します。ファイルを右クリックし、「7-Zip → ここに展開」をクリックします。次に、「.tar」のファイルが出力されるので、ファイルを右クリックし、「7-Zip → 展開」をクリックします。展開時の詳細設定が表示された場合は、そのままの設定で「OK」をクリックします。

ステップ3: サーバーにバックアップデータを転送し、WordPressのファイルを上書きします。なお、サーバーには「[データベース名].sql.gz」以外のファイルをアップロードしてください。

アップロード中に、ファイルの重複に関するアクション確認画面が表示されることがあります。この画面では「上書き」を選択し、「常にこのアクションを使用する」および「現在のキューにのみ適用する」にチェックを入れて「OK」を押してください。これにより、重複ファイルに対するアクションが一括で完了します。

ステップ4: 転送が完了したら、WordPressのサイトにアクセスして、復元が正常に行われたかどうかを確認します。

以上が、プラグイン「BackWPup」のバックアップデータを使用してWordPress本体を復元する手順です。この方法を使用することで、バックアップから簡単にWordPressを元に戻すことができます。

データベースの復元手順を詳しく説明いたします。以下がステップごとの手順です。

1. サーバーパネルからphpMyAdminにログインする データベースの復元を行うために、サーバーパネル内にある「phpMyAdmin」をクリックします。

2. ログイン情報を入力する 表示された認証フォームに、データベースへの接続に必要なユーザー名とパスワードを入力します。

データベースのログインID/パスワードが分からない場合は? サーバーパネル内の「WordPress簡単インストール」機能から、該当のドメインを選択し、「MySQLユーザ名」と「MySQLパスワード」を確認することができます。

3. 対象のデータベースを選択し、インポートタブをクリックする phpMyAdminにログインが完了したら、WordPressのデータベースを選択します。次に、画面上部の「インポート」タブをクリックします。

4. SQLファイルをアップロードする インポートタブをクリックしたら、取得したバックアップファイルを選択し、「実行」をクリックします。これにより、SQLファイルがアップロードされ、データベースの復元が開始されます。

5. インポート完了のメッセージが表示されれば完了 復元が完了すると、画面に「インポート完了」のメッセージが表示されます。このメッセージが表示されていれば、データベースの復元が成功したことを示しています。

6. サイトのアクセスと復元の確認 最後に、WordPressサイトにアクセスして、復元が正常に行われたかどうかを確認しましょう。データベースの復元が成功していれば、サイトが元の状態に戻っているはずです。

以上が、データベースの復元手順です。この方法を使用して、WordPressのデータベースを元の状態に戻すことができます。問題が発生した際に、ぜひこの手順を参考にして復元に挑戦してみてください。 WordPressを復元することで、サイトの安定性を保つことができます。

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