こんにちは、T部長です!
「WordPressの更新ってやった方がいいのかわからない」「更新作業って難しそうで敬遠してしまう」というお悩みを抱えている方がいるかもしれませんね。
この記事では、WordPressの更新方法を初心者向けに分かりやすく説明いたします。さらに、図解を交えて手順を詳しく解説します。
T部長がおすすめする読者層は次の通りです!
- WordPressを更新するべきか迷っている方
- WordPressの更新手順を知りたい方
- WordPressの更新作業に不安を感じている方
WordPressの更新に関して、「何か問題が起きたらどうしよう」「どこか怖い」という心配をお持ちの方が多いかもしれません。そこで、今回は初心者の方でも理解しやすいようにスクリーンショットを使って手順を解説します。そして、万一のトラブルに備えて対処方法も紹介します。
WordPressをまだ使い始めたばかりの方にとっては、更新作業は少し難しく感じることもあるかもしれませんが、私たちと一緒に進めていけば安心です!
それでは、始めましょう!
WordPressのアップデートは、基本的に強くおすすめします。その理由は以下の通りです。
1. 新しい機能を利用できる: WordPressのアップデートには、新しい機能や改善が含まれています。これらの機能を利用することで、ウェブサイトをより魅力的にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
2. 不具合の修正が行われる: アップデートには、過去のバージョンに存在する不具合やセキュリティの脆弱性が修正されます。これにより、ウェブサイトがより安全になります。
3. セキュリティの向上: WordPressは世界中で広く使用されており、その人気からセキュリティ攻撃の標的にされることがあります。アップデートにはセキュリティの向上が含まれ、ウェブサイトを悪意のある攻撃から守るのに役立ちます。
アップデートは煩わしいと感じるかもしれませんが、通知が届いたらできるだけ早く対応することが重要です。また、WordPress本体だけでなく、使用しているテーマやプラグインもアップデートすることをおすすめします。
アップデートの有無を確認する方法は、通知アイコンが表示されたり、「WordPress 5.8が利用可能です!今すぐ更新してください。」といった通知が表示されることです。
また、WordPressのアップデートには「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」の2つの種類があります。
メジャーアップデートは大規模な改修や新機能の追加が行われ、数字の2桁目が変更されます(例:WordPress 5.7 → 5.8)。通常、自動更新されず、手動でアップデートする必要があります。注意が必要であり、トラブルのリスクが高いため、慎重に対処する必要があります。
一方、マイナーアップデートは主に不具合の修正が行われ、数字の3桁目が変更されます(例:WordPress 5.7.1→5.7.2)。通常、WordPressが自動的にアップデートを行い、問題が少ないですが、バックアップを定期的に取ることをおすすめします。
アップデートが完了すると、WordPressに登録されている管理者メールアドレスに通知メールが送信されます。管理者メールアドレスは管理画面の「設定」から確認できます。
WordPressのアップデートは、ウェブサイトのセキュリティと機能性を向上させるために不可欠な作業です。適切なタイミングでアップデートを行い、安全で魅力的なウェブサイトを維持しましょう。
WordPressのアップデート手順を6つのステップで詳しく解説します。手順が多く見えるかもしれませんが、それぞれのステップは簡単に実行できますので、安心して進めていきましょう。
ステップ1: PHPのバージョンアップの確認 WordPressはPHPというプログラムで動作しており、PHPのバージョンも重要です。PHPの古いバージョンを使用している場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
- WordPressの機能が正しく動作しない。
- サイトの処理が遅くなる。
- エラーメッセージが表示される。
PHPのバージョンが推奨されているものかどうかは、管理画面の「ツール」の「サイトヘルス」で確認できます。
ステップ2: WordPressのバックアップ まずは、WordPressのバックアップを取りましょう。バックアップの方法はいくつかあります。レンタルサーバーの機能を使用するか、FTPを使ってファイルをダウンロードするか、プラグインを利用するか、自分に合った方法で行いましょう。
ステップ3: テーマとプラグインの更新 バックアップが完了したら、テーマとプラグインの更新を行います。管理画面の「ダッシュボード」の「更新」から更新できます。テーマとプラグインは一度に更新できないため、それぞれを別々に更新しましょう。どちらから始めても問題ありません。
テーマやプラグインの自動更新も可能ですが、定期的なバックアップを取っておくことをおすすめします。
ステップ4: プラグインを一時的に無効化 WordPress本体のアップデート前に、すべてのプラグインを一時的に無効化しましょう。これにより、アップデート後に問題が発生した場合、原因の特定が容易になります。プラグインの無効化は管理画面の「プラグイン」の「インストール済みプラグイン」から行えます。
ステップ5: WordPress本体のアップデート テーマとプラグインの更新が完了したら、WordPress本体のアップデートを行います。管理画面の「ダッシュボード」→「更新」からアップデートできます。表示される「WordPressの新しいバージョンがあります」の項目にある「今すぐ更新」ボタンをクリックします。
ステップ6: 無効化したプラグインを再度有効化 先ほど無効化したプラグインを、アップデート後に再度有効化しましょう。ただし、プラグインがアップデートに対応していない場合、問題が発生することがあります。その場合は、ステップ2のバックアップから復元するか、問題のプラグインを特定して対処しましょう。
アップデートが反映されない場合や問題が発生した場合は、ブラウザのキャッシュをクリアするか、スーパーリロードを試してみましょう。また、Internet Explorerでは正しく動作しないことがあるため、他のブラウザを使用することをおすすめします。
WordPressのアップデートは、サイトのセキュリティとパフォーマンスを向上させるために非常に重要な作業です。ステップごとに慎重に進め、ウェブサイトを最新の状態に保ちましょう。
WordPressのアップデート後に問題が発生した場合の対処法を3つご紹介します。アップデートによって画面が真っ白になったり、エラーが表示されたり、デザインが崩れたりすることがあるかもしれませんが、冷静に対処しましょう。以下はそれぞれの状況に対する対処法です。
1. 画面が真っ白になって管理画面にアクセスできない場合:
サイトが真っ白になったり、管理画面にアクセスできない場合、アップデートが失敗した可能性があります。まず、バックアップからサイトを元の状態に戻すことをおすすめします。エックスサーバーのバックアップ復元機能を使用すると、簡単にサイトを元に戻すことができます。
- サーバーパネルにログインします。
- 「バックアップ」をクリックして、復元内容を選択します。できるだけ問題が発生した日時に近いバックアップを選びましょう。
- 復元内容を確認し、復元を開始(確定)します。復元には時間がかかることがあるので、お待ちください。
- サイトが元に戻ったら、テーマやプラグインを無効化してからアップデートを再試行します。
2. アップデート後にエラーが表示されたり、デザインが崩れた場合:
アップデート後にエラーやデザインの崩れが発生する場合、テーマやプラグインが最新版に対応していない可能性が考えられます。まず、問題のテーマやプラグインを無効化しましょう。管理画面にアクセスできる場合は、無効化できますが、画面が真っ白になっている場合は、FTPやエックスサーバーのファイルマネージャーを使用してフォルダ名を変更しましょう。
- ファイルマネージャーにログインします。
- WordPressが設置されているフォルダまで移動します。
- 「wp-content」フォルダに移動し、「themes」(テーマ用)または「plugins」(プラグイン用)フォルダに移動します。
- 問題のテーマやプラグインのフォルダ名を変更します。例えば、”backup”や”bk”といった文字列を追加してフォルダ名を変更しましょう。
- 変更が完了したら、サイトを再度アクセスし、問題が解消したか確認します。
3. メンテナンス中の画面から切り替わらない場合:
WordPressのアップデート中にメンテナンスモードが表示され、それから抜け出せない場合は、以下の手順で解消できます。
- ファイルマネージャーにログインします。
- WordPressが設置されているフォルダから「.maintenance」というファイルを削除します。
これらの対処法を試してみて、問題を解決できるか確認しましょう。アップデート後のトラブルは、冷静に対処することで迅速に解決できることが多いです。
まとめ 今回の記事では、WordPressの更新についてその必要性を説明し、具体的な更新手順を紹介しました。
WordPressのアップデート手順は以下の通りです。
- PHPのバージョンアップの必要性を確認
- WordPressのバックアップを実施
- テーマとプラグインの更新を行う
- 一時的にすべてのプラグインを無効化
- WordPress本体のアップデートを実施
- 無効化したプラグインを再度有効化
WordPressの更新作業は、専門知識が必要なわけではありません。正しい手順を把握していれば、初心者でも簡単に対処できます。
もちろん、アップデートに伴って問題が発生する可能性もあるため、定期的なアップデート作業はWordPressを快適かつセキュアに運用するために不可欠な作業です。アップデートの通知が表示されたら、すぐに対応しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。WordPressの運用がより円滑になることを願っています。
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