インスタグラム(Instagram)は、おもに写真・動画の投稿や閲覧をおこなうSNSです。
全世界の月間ユーザー数は10億人を超えており、日本国内でも若い女性を中心に広がり、「インスタ映え」という言葉が生まれるほどの人気となっています。
実は、インスタグラムはアフィリエイトとも相性の良いSNSです。
近年ではインスタグラムを通して収入を得る「インスタグラマー」や「インフルエンサー」と呼ばれる人たちも増えてきており、その収益性の高さにも注目が集まっています。
しかし、インスタグラムでどのようにアフィリエイトをおこなうのか、やり方がわからない人も多いでしょう。
本記事では、インスタグラムでアフィリエイトを始める方法、おすすめのジャンルや稼ぐコツなどについて解説します。
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インスタグラムでマネタイズする方法とは?

インスタグラムは収益化(マネタイズ)に最適なSNSです。
本章では、インスタグラムの特徴を紹介しつつ、インスタグラムの収益化方法の種類について解説します。
インスタグラムの特徴
インスタグラム(Instagram)は写真や動画をメインとする、ビジュアル要素の強いSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
運営会社はアメリカのメタ・プラットフォームズ(Meta Platforms,Inc.、旧Facebook, Inc.)で、全世界の月間ユーザー数は10億人※1を超えています。
おしゃれで見栄えのする写真を意味する「インスタ映え」という流行語が誕生したり、インスタグラムを通して収益化をおこなう「インスタグラマー」という職業ができるなど、
日本でも数々の流行を生み出し、月間ユーザー数は3,300万人※2を超えるほどの人気を誇ります。
以下は総務省が公表している「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の調査結果ですが、
インスタグラムは特に10代~30代の女性の利用が多いことがわかります。

画像引用:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書:総務省
とくに10代の利用率は69.0%と高く、10代・30代・50代ではTwitterを抜いてLINEに次ぐ利用率です。
また、男女比率は男性の35.3%に対し女性は49.4%ですから、女性が約1.4倍多く、男性ユーザーの多いTwitterやFacebookとは異なる傾向があります。
インスタグラムのマネタイズ方法
インスタグラムの収益化(マネタイズ)方法には以下のようなものがあります。
アフィリエイトASPを使う方法
インスタグラムのマネタイズ手法のなかでももっとも簡単に始められるのが、ブログなどのWebサイトで利用するアフィリエイトASPを使う方法です。
すべてのASPでインスタグラムのアフィリエイトが許可されているわけではありませんが、近年はSNSでも利用できるASPが増えてきています。
まずはASPのアカウントを取得し、インスタグラムに掲載したい広告プログラムと提携したうえで、インスタグラムのプロフィール欄やストーリーズに広告リンクを掲載します。
プロフィール欄には1つしかリンクを記載できないので、ここにアフィリエイトの広告リンクを貼ってしまうと、他への誘導ができなくなってしまいます。
なので、複数のリンクをまとめたページを別途用意し、そこにアフィリエイト広告のリンクも加えるといいでしょう。
具体的な方法については後述します。
ストーリーズとは、24時間で消えてしまう投稿のことで、画像や動画をスライドショーのような形式で見せられる機能です。
ストーリーズにはアフィリエイトリンクを直接貼り付けることができるので、気軽にアフィリエイトを行えるでしょう。
インフルエンサー専門の代理店を使う方法
インフルエンサーとは、SNS等で多くのフォロワーを抱え、一般人ながら世の中に大きな影響をあたえる人物のこと。
SNSの普及にともない、たくさんのインフルエンサーをとりまとめて、企業とインフルエンサーの取引の仲介をおこなうインフルエンサー専門の広告代理店も増えてきました。
インスタグラムなどのSNSやYouTubeを専門にあつかうASPのようなもの、と考えるとわかりやすいでしょう。
インフルエンサー代理店のサービスに登録すると、後述するような企業案件やアフィリエイト広告の案内を受けることができます。
アフィリエイト広告の場合は、1件商品が売れたら(成果が発生したら)いくら、という成果報酬型です。
企業案件の場合は、商品をインスタグラムのフィード投稿(通常投稿)やストーリーズで紹介するだけで、商品の販売数にかかわらず固定報酬をもらえる場合がほとんどです。
その場合、フォロワー数に応じた報酬(1フォロワーあたり1円程度が相場)となることが一般的です。
インフルエンサー専門の広告代理店に登録するには、条件としてフォロワー数が〇〇人以上必要だったり、スカウト制である場合がほとんどです。
フォロワーが多くなると、DMなどを通じてサービスに招待されます。
企業から直接PR案件をもらう方法
インスタグラムでフォロワーが増えてくると、企業から直接お仕事の依頼をいただく機会が増えます。
このようなお仕事を「企業案件」といい、無償で提供される企業の商品・サービスを実際に利用し、フィード投稿(通常投稿)やストーリーズで紹介する流れが一般的です。
企業案件はインスタグラムのDMなどを通してお声がかかるほか、前述の広告代理店から間接的に案内があることもあります。
企業がインフルエンサーにPRを依頼する理由は、インフルエンサーの影響力や拡散力を利用し、広告宣伝コストを抑えつつ効率よく認知を広げるためです。
企業案件を獲得するには、依頼が来るのをただ待つ以外にも、自分から企業にアプローチ(営業)する方法もあります。
いずれにせよ、一定以上のフォロワー数がないと企業案件の獲得は難しいでしょう。
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