こんにちは、編集長です!
アドセンスのメイン画面で下記の画像が出現して、対応にお困りではないでしょうか?

今回は、上記の画像が表示された際の対応方法(表示されない場合も対応した方が良いです)について解説していきます。
- GDPR同意メッセージとは何か?
- GDPR同意メッセージの作成手順
それでは解説していきます!
GDPR同意メッセージとは何か?
まずこのメッセージは、どういうものかと言いますと、EU(欧州連合)およびEEA(欧州経済地域)地域に関連するデータ保護法「GDPR」(General Data Protection Regulation)に対応するための通知です。
具体的には、GDPRはEU域内で個人データの保護とその取り扱いに関する法律です。
アドセンスユーザーにとって、このメッセージはEU域内からのアクセスに関連し、個人データの保護および適切な取り扱いに対する合意を求めるものです。
GDPR同意メッセージは、EU域内外でウェブコンテンツを提供するアドセンスユーザーにとって重要であり、ユーザーからの信頼を築くための一環として設けられています。
EEA地域および英国も対象となっており、これらの地域に対しても適切なデータ保護対策を行う必要があります。
GDPR同意メッセージの作成手順
GDPR同意メッセージの作成手順
- GDPRメッセージ作成画面を開く
- GDPRメッセージの作成開始
- 作成ステップの表示
- サイトにプライバシーポリシーのURLを追加
- サイトの選択
GDPRメッセージ作成画面を開く
メッセージが表示されている場合、「GDPR設定に移動」をクリックします。

表示されていない場合は、「プライバシーとメッセージ」をクリックします。

GDPRをクリック

「GDPR」をクリックします。
使ってみるをクリック

画面が変わります。「使ってみる」をクリックします。
作成ステップの表示
GDPRメッセージ作成の手順が表示されます。再度、「GDPRメッセージを作成」をクリックします。

編集画面表示

編集画面が表示されます。
題名

まずは題名を編集します。題名はサイト上に表示されないので、なんでも大丈夫です。
複数一気に登録する際は、「GDPR」など一目でわかるものでもいいかもしれません。今回は、1ずつ対応したため、サイト名を入力しておきました。
サイトを選択

サイトを選択をクリックします。
ここで編集する項目は、4つです。
- 追加するサイトの選択
- サイト名
- プライバシーポリシー
- ロゴ追加
追加するサイトの選択

追加するサイトを選択します。
サイト名

GDPRメッセージの設定画面が表示されます。ここでは以下の手順を実行します。
①:対象のサイトはすべてチェックを入れます。複数のサイトがある場合、すべてにチェックを入れるか、対象のサイトを選択します。
サイト名を入力することもできますが、必須ではありません。
サイトにプライバシーポリシーのURLを追加

②:各サイトにおいて、プライバシーポリシーのURLを入力します。プライバシーポリシーが存在しない場合、まずはそのページを作成します。
このステップでは、プライバシーポリシーのURLを追加する必要があります。プライバシーポリシーが存在しない場合は、一時的にこの画面を閉じて、プライバシーポリシーのページを作成します。
ロゴ追加


言語選択

言語を「日本語」などに変更します。
この設定は、プレビュー画面で表示されるメッセージの内容を確認するために使用されます。
ユーザーのデバイスの言語設定に合わせてメッセージが自動で表示されるため、特に重要ではありませんが、分かりやすくするために変更できます。
同意しないボタン
②:「同意しない」ボタンの設定を行います。この設定では、ボタンの「オン」または「オフ」を選択します。ユーザーが同意しない場合の操作をどのように設定するかを指定します。

スタイルの確認
スタイルの設定を確認します。ここで対応すべきものは、ヘッダーのロゴです。

「ロゴ」を使用しない場合は「オフ」に設定し、使用する場合は「オン」に設定します。
ロゴを設定していて、表示したい場合は、オンにしますが、ロゴを作る時間がない時は、オフにしてロゴを表示しないようにしておきます。
後ほど作成してロゴを追加することも可能です。
公開する
最後に、右上にある「公開」ボタンをクリックします。

これにより、設定が保存され、GDPR同意メッセージが正式に公開されます。
設定が完了すると、「終わったよメッセージ」が表示され、OKボタンをクリックすることで手順を終えます。

登録後の管理画面はこの様になっています。

追加したGDPRの確認をすることができます。
設定の変更
なお、設定を変更したい場合は、左のメニューから「プライバシーとメッセージ」をクリックし、「GDPR」の部分をクリックすることで、設定画面に再アクセスできます。
表示されるメッセージの確認方法として、設定したメッセージのプレビューを行うためのURLも提供されています。詳細な表示確認については、グーグルアドセンスヘルプを参照してください。
以上の手順に従うことで、GDPR同意メッセージの設定を行い、ユーザーからの信頼を築く準備が整います。
まとめ
今回は、GDPRの設定について解説しました。
- GDPR同意メッセージの作成は簡単
- 日本国内のアクセスには影響しない
- 法令に合った対応
- 対応は早めに!
なんでもできるだけ早めに対応しておきましょう!
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