Googleアナリティクスで検索ワードを確認するには？「not provided」対策も解説

こんにちは、T部長の皆様！

Googleアナリティクスにおいて、「ユーザーの検索ワードが調べられるのか？」「not providedとは一体何なのか？」とお困りのことはありませんか？

この記事では、Googleアナリティクスを使用して検索ワードを調べる方法や、not providedという表示がされる背後にある理由、そしてそれに対処する方法をわかりやすくご説明いたします。

T部長の皆様、この記事は以下のような方におすすめです！

1. アクセス解析でウェブサイトに訪れたユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを知りたい方
2. 「not provided」と表示されて戸惑っている方
3. GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携させる方法について知りたい方

ウェブサイトへの訪問者がどのようなキーワードで検索し、あなたのブログやウェブサイトにたどり着いたのかを理解することは、効果的なウェブ運用において極めて重要です。

この記事を参考にして、ブログやウェブサイトの改善に取り組んでいきましょう。

それでは、早速解説に入りましょう！

Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。これを利用することで、ウェブサイトやブログのアクセスデータを詳細に分析できます。

Googleアナリティクスをブログに設置することで、アクセス数を増やすために必要な情報を得ることができます。以下は、Googleアナリティクスで得られるデータの一例です。

• ウェブサイトにアクセスしているユーザーの属性（年齢、性別など）
• ユーザーがウェブサイトにどのような経路で訪れているか（流入経路や検索ワード）
• ウェブサイト内でユーザーがどのような行動をとっているか（ページの滞在時間、離脱率など）

これらの情報を活用することで、ウェブサイトやブログの改善策を立て、訪問者数を増やすための施策を打つことができます。

Googleアナリティクスを導入していない場合は、初期設定や設置方法についての詳細情報が以下の記事で提供されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

​¹​WordPressブログへのGoogleアナリティクス初期設定・設置方法を詳しく紹介

また、Googleアナリティクスを使用して検索ワードを確認することもできます。ユーザーがどのキーワードで検索して、あなたのブログに訪れたのかを知ることは非常に重要です。特に、Googleサーチコンソールと連携させることで、さらに多くの検索ワード情報を入手できます。

以下では、Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法について説明します。

1. Googleサーチコンソールとの連携方法：
   • Googleサーチコンソールにログインし、対象プロパティを表示します。
   • メニューから「設定」を選択します。
   • 「協力者」をクリックし、「関連づける」をクリックします。
   • 関連付けたいGoogleアナリティクスのプロパティを選択し、データストリームを選択します。
   • 内容を確認して関連付けを完了します。
2. Googleアナリティクスからの連携設定方法：
   • Googleアナリティクスにログインし、「管理」をクリックします。
   • プロパティ列の「サービスとのリンク」欄にある「Search Console のリンク」をクリックします。
   • 関連付けたいプロパティを選択し、データストリームを選択します。
   • 内容を確認してリンクを作成します。

これらの手順を経てGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携させると、検索ワードレポートを確認できるようになります。検索ワード情報を利用して、ブログやウェブサイトの改善に取り組みましょう。

Googleアナリティクス（GA4）で検索ワードレポートを確認する方法についてご説明します。検索ワードレポートを取得するためには、いくつかの設定が必要です。以下がその手順です。

1. レポート画面の下部にある「ライブラリ」をクリック：
   • まず、Googleアナリティクスのレポート画面にアクセスします。画面の下部にある「ライブラリ」という項目を見つけてクリックします。
2. 「新しいコレクションを作成」をクリック：
   • 次に、新しいレポートコレクションを作成するために、「新しいコレクションを作成」をクリックします。
3. 「Search Console」をクリック：
   • 作成したコレクションの中に「Search Console」という名称のものがあれば、手順5までスキップしてかまいません。しかし、ない場合は「Search Console」をクリックして追加します。
4. 「戻る」をクリック：
   • コレクションを追加したら、そのまま保存して「戻る」をクリックします。
5. 「Search Console」のコレクションを「公開」に変更：
   • 作成した「Search Console」のコレクションを選択し、設定を変更して「公開」に設定します。
6. 左メニューで「Search Console」→「クエリ」の順にクリック：
   • 左のメニューから「Search Console」を選択し、その中で「クエリ」をクリックします。
7. 検索クエリに関するレポートが表示されています：
   • これで、検索ワードに関するレポートが表示され、ユーザーがどのキーワードで検索し、ウェブサイトに訪れたかが分かります。

コレクションとは、複数のレポートをまとめるもので、自分のニーズに合わせてレポートを組み合わせて作成できます。検索クエリ情報を見やすい形にカスタマイズすることも可能です。

なお、「not provided」と表示されるケースについても解説いたします。

「not provided」は、SSL（通信の暗号化）が導入されているために、検索ワードが表示されないケースです。SSLは通信内容を暗号化するため、検索エンジンが検索ワードを提供できなくなった要因です。現在では、多くのウェブサイトでSSLが導入され、セキュリティが向上しています。このため、「not provided」の表示が増えました。

また、「not set」という表示もありますが、これはGoogleアナリティクスがデータを取得できなかった場合に表示されます。たとえば、ユーザーがSNSからの流入経路やブックマーク経由でアクセスした場合などです。これらのケースでは、検索ワードが存在しないため、「not set」と表示されますが、気にする必要はありません。

Googleアナリティクスを使用してデータを詳細に分析し、ウェブサイトの改善に役立てることが重要です。

「not provided」と表示された場合の対策について詳しく解説いたします。この表示は、Googleアナリティクスで検索ワードを分析できない状態を指しますが、Googleサーチコンソールを利用することで対策できます。以下、Googleサーチコンソールでの確認方法と対策について解説します。

Googleサーチコンソールとは

まず、Googleサーチコンソールについて簡単に説明します。Googleサーチコンソールは、Googleが無料で提供しているウェブサイト解析ツールで、ユーザーがウェブサイトに訪れる前のアクションを解析します。具体的には以下の情報が取得できます。

• 1日にGoogle検索からウェブサイトに訪れたユーザー数
• 使用された検索キーワード（クエリ）と、それによってどのページに訪れたか
• ウェブサイトのページがGoogleの検索結果でどの順位に表示されたか

これらのデータは、ウェブサイトの検索エンジンでのパフォーマンスを評価するのに役立ちます。

Googleサーチコンソールで検索ワードを確認する方法

Googleサーチコンソールでウェブサイトの各記事に関連する検索ワードを確認する手順は以下の通りです。

1. サイドメニューから「検索パフォーマンス」をクリック：
   • サイドメニューから「検索パフォーマンス」を選択します。
2. 「ページ」タブをクリック：
   • 検索ワードを確認したい対象のページのURLをクリックします。
3. 「クエリ」タブをクリック：
   • ここで、選択したページがどのようなキーワードで検索されたかが表示されます。
4. クリック数と表示回数が表示されます：
   • クリック数と表示回数が、キーワードごとに多い順に表示され、どのキーワードがウェブサイトにアクセスされたかが分かります。

また、「クエリ」や「ページ」を直接編集して絞り込むことも可能です。

まとめ

「not provided」の表示がある場合でも、Googleサーチコンソールを活用することで検索ワードを確認し、ウェブサイトの運用に役立てることができます。検索ワードはユーザーの検索意図を理解し、ウェブサイトを改善する上で貴重な情報です。流入数の多い検索ワードに注目して、それに合わせたコンテンツの充実やSEO対策を行うことで、ウェブサイトの成果を向上させることが可能です。 GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスを組み合わせて活用し、ウェブサイトの成功に向けて努力しましょう。 ご覧いただき、ありがとうございました。